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古民家改築 現場視察②

大工工事が進んでいる古民家改築現場に再び視察に行ってきました!
現場毎で異なる補強の仕方や、100年以上前の大工さんの技を学んできました(^^)/

現在の住宅とは異なり、古民家では厚鴨居や細い梁をよく見かけます。


濃い色の部分が既存の胴差(2階床位置に用いる横架材)です。
約3.5mほどの長さの割には意外と細く驚きました!
今までかからなかった負担が増えるため、構造用合板を打ち付け補強します。
このような補強を施すことで大梁のような役目になります。


解体後の柱はこのようなほぞ穴が出てくるので、
こういった部分も埋木で補強し、構造用合板を打ち付けます。

そしてこの日スタッフが感動したのが
この古民家を建てられた大工さんの技です…!

機械の無い時代に大工さんが手で掘った木組み。
時代と共に無くなっていくこのような木造建築技術を見せたいと
大工さんが残しておいてくれました!

リノベーションスタジオに展示しようかと計画中です!
乞うご期待(^^)/!!