リノベーションモデルハウス 耐震補強工事

2019.06.22

今回はリノベーションモデルハウスの間取りの変更に伴う耐震補強工事をアップしたいと思います!

耐震補強工事というと
既存住宅の耐震性の向上のため、間取りの変更に伴う耐震補強のため
といったようにリノベーションする上では気になる点ですよね

耐震補強もさまざまな方法がありますが、今回はリノベーションモデルハウスの例を紹介します

もともと鉄筋の入っている基礎で、シロアリによる土台や柱の腐朽も無く耐震性のある建物でしたが
間取りの変更に伴い、キッチンの壁にある筋交いを切りました

そこで別の場所に構造用合板を使用する耐震壁を設けました

一般的に、構造用合板を使用し耐震壁とする場合、構造用合板を土台と梁に接合しなくてはいけません
簡単にいうと、耐震壁を作る部分の床と天井を壊す必要があり、解体費や修繕費がかかってしまいコストの高い工事になってしまいます

そこで「床と天井をはがす必要のない」コストが最小限抑えられる「低コスト耐震補強」を採用しました

 

部分開口(構造用合板と 土台と梁 までの距離)が合わせて370mmであれば耐震壁とすることができる補強方法です
耐震壁を作る部分の床と天井を壊す必要がなく、解体費や修繕費がかかりません

※構造用合板の厚みや釘・釘ピッチの指定がありますので、ただ構造用合板を貼るだけでは耐震壁になるわけではありません

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