瓦工場に見学に行ってきました!②
2018.08.09
前回、瓦を製法で分類して説明しましたが、今回は形状で分類して説明したいと思います(^^)/
瓦は「J形」「本葺き」「F形」「S形」に分けることが出来ます!
「J形」は一般的に和形と呼ばれ、江戸時代中期にこの形状が生まれました。
日本の和風住宅には欠かせない美しい形の瓦です。
和モダンなテイストに合うだけでなく、「和型」は瓦の真ん中で水を受け流す形になっているので、雨をためることなく下の瓦へと流していきます。雨の多い日本の住宅にあった機能性を持ち合わせているので、弘栄工務店の家にもよく使用しています。
「本葺き」は古来からお寺などで使用されてきた瓦で、寺社仏閣、大型建築に多く使われます。
本平瓦と素丸瓦を組み合わせて葺いていきますが、現在では一体化された瓦もあります。
「F形」は平らな形を総称し、平板瓦とも呼ばれます。
和風住宅から洋風住宅まで幅広い建物に合うので新築で多く使用されています。
「S形」は山と谷の部分が別々のスぺイン瓦が原型で日本でそれらが一体化されました。SはスペインのSです!
可愛らしい印象に仕上がるので洋風住宅で多く仕様されます。
街を歩くときに屋根に注目してみるのも楽しいかもしれませんね(^^)/
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