古民家再生「住まいとカフェ」
古民家をモダンにアレンジした落ち着く空間
- 場所岐阜県下呂市
- 家族構成親 + 夫婦+子ども人
- 築年数100年
- リフォーム面積245.81㎡
- 工期1期・2期工事
代々受け継がれた築100年の古民家と増築部分を、1期・2期に分けての大改築工事で、1期工事では住居部分、2期工事ではcafé部分を、夢とこだわりがいっぱい詰まったリノベーションになりました。暮らしのこだわりは、深い軒と木格子のある外観、玄関を通り土間にして、住まいとcaféを繋げたい、段差を極力少なくしたい、広々としたLDKに薪ストーブのある暮らしがしたいなど。caféのこだわりは、旦那様が趣味で始めた焙煎を活かしたい、風景を満喫できるやすらぎの空間にしたい、既存の小屋裏を吹き抜けにして高さのある空間にしたいなど。古き良きものを随所に残した素敵な建物に生まれ変わりました。フラワーアレンジメントの先生でもある奥様が飾るお花、ライトプランニングにもこだわった古民家をモダンにアレンジした落ち着く空間、K様ご主人の焙煎から丁寧に一杯一杯淹れるこだわりの珈琲と、奥様の作る自宅畑をはじめとする地元の素材を使ったスイーツを、堪能していただきたいです。下呂にお越しの際は是非お立ち寄りください。
下呂市乗政1013-3
【BEFORE】外観
【AFTER】外壁のやり替えと木部の塗装を施しました
【AFTER】 caféペースのお客様入口。古材の板を使った看板が素敵です。土間部分の枕木と小石の敷き込みはK様ご夫妻によるもの
【BEFORE】外観
【AFTER】年代の違う建物をうまく調和のとれた外観に
【BEFORE】玄関
【AFTER】住宅部分の玄関を入ると吹抜けの土間空間が現れます。京都の通り土間をイメージしてデザインしました
【AFTER】居住スペースの入口右側の飾り棚には、奥行を活かして間接照明を仕込み、奥様が活ける花が映える空間となっています
【AFTER】通り土間は、吹き抜けの梁と、古材を壁にあしらった趣のある空間に
【AFTER】通り土間から見える裏の山々が1枚の絵画のよう
【BEFORE】玄関→ダイニング
【BEFORE】和室→ダイニング
【AFTER】既存和室の梁をそのままに、古建具も再利用し、壁紙に落ち着いたグレーを取り入れたシックなダイニング
【BEFORE】生活の中心に薪ストーブのある暮らし
【AFTER】寒い地方には欠かせない薪ストーブのスペースも
【AFTER】リビングダイニングは、古い柱や古建具のイメージとも相性の良い濃いめのグレーの壁に間接照明の柔らかな明かりでシックな空間に
【AFTER】柱や梁、木製建具、大工造作TVカウンターは、空間に合わせて着色塗装することで統一感のある素敵な空間に
【BEFORE】キッチン
【AFTER】リビングダイニングとのつながりを意識してキッチンを配置。作業台も大工造作し、caféのスイーツ作りもできる広々空間に
【BEFORE】洗面脱衣室
【AFTER】大工造作の洗面台と脱衣棚がバランスよくおしゃれに
【AFTER】間接照明と壁紙の陰影を活かした落ち着きのあるトイレ
【AFTER】café「Petite Foret」