ご両親から受け継いだ住まいのリノベーションを検討し始めたのは４～５年前。和風の外観でありながら内装は洋風だったため、高級旅館のようなくつろげる室内にしたいという要望がありました。自身も建築に携わる仕事をしているO様ですが、一から和風建築が得意な工務店を探したところ、出会ったのが「弘栄工務店」でした。営業担当の人柄も決め手となり、LDKと玄関、水回りのリノベーションを決意されたそうです。玄関に入ると、玄関ホール吹き抜けの２階の手すりにあしらわれた縦格子をはじめ、無垢の一枚板の下駄箱や照明など、木の温もりが出迎えてくれます。また、岐阜県産材の木材を使った造作家具や杉の網代を張ったリビングの折り上げ天井など、至る所に和の意匠が感じられます。住みながらのリノベーションだったため、棟梁とO様が毎日のように相談して、現場で決まったことも多くあり、理想の住まいづくりが実現できました。