岐阜県耐震改修促進計画について
先日、岐阜県で開催された耐震改修促進計画の講習に参加しました。
少し知っておくと便利な事がいくつかありましたので紹介します。
補助金についての情報もありますので、ぜひご覧ください。
岐阜県耐震改修促進計画を簡単に説明すると、令和7年までの5年間で既存建物の95%を耐震化させる計画になります。
既存建物※建築基準法の旧基準(昭和56年以前)で建てられた建物の数を調べる全国調査では、岐阜県にある建物は、全国と比べ7.9%多い結果が出ています。(約17万戸)
★補足
平成30年度・令和2年度の岐阜県内の建物の耐震化率の調査では、
①住宅:H25 78% → H30 83% ②その他の建物:H27 86% → R2 88% が耐震工事等を行い、建物の耐震性を高めています。
補足内の数値のように著しい上昇がみられず、県では県民に安全安心な暮らしを送って頂けるように、耐震化を考えている又は行う方向けに、政策及び補助金の見直しがありました。
耐震について考えられている方は「耐震診断(無料の診断も有)」をまず行うといいと思います。
耐震診断では、今の建物の耐震性を把握する事が出来ると同時に、診断報告やこれからどのような耐震化を進めると良いかのアドバイスも聞けます。
また耐震補強工事の新補助制度が出来、補助額が最大110万、工事費が125万で満額の補助金が出来るようになりました。(令和4年より岐阜県の15市町がこの制度を活用します!)
また市町村によっては諸条件等が異なる為、必ず窓口でご確認ください。
耐震診断の結果で、すぐに耐震化を行う!という事も大事かもしれませんが、お客様の生活に変化があった際に一緒に行うのも、リノベーションでは大事な事です。お客様のペースで、補助金も賢く使い、より安全が担保された暮らしをして頂けたらと思います。
また興味などありましたらいつでもお気軽にご相談ください。
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