
代々継がれた古民家を二世帯住宅に【親世帯】 プライバシーを配慮した大型古民家再生
- 場所
- 岐阜県岐阜市
- 家族構成
- 夫婦+子ども+孫
- 工期
- 1期・2期

2つの表情を楽しめる外観
外観は正面を塗り壁で仕上げ、側面にはガルバリウム鋼板を採用。異素材を組み合わせることで、洗練された印象を演出しました。 また、玄関ポーチのタイルやアクセントとなるなぐり加工の丸太を新設し、趣のある玄関に仕上げています。

畳ベンチのある親世帯玄関
網代天井に間接照明を施し、高級感あふれる玄関に。 さらに、畳ベンチを設けることで、靴の脱ぎ履きがしやすく、使い勝手の良い空間になりました。

古き良き佇まいを残したLDK+和室
1階の親世帯フロアには、欄間や畳を活かし、昔ながらの日本家屋の趣を残したデザインに。 和の美しさと落ち着きを感じられる、心安らぐ空間になっています。

生活感を隠せるスッキリキッチン
食器や家電収納には扉を設け、すっきりとした印象に。 また、収納の内部にFIX窓を設置することで、自然光が抜け、扉を閉めていても圧迫感を感じさせない工夫を施しました。

気兼ねなく使える独立洗面台
脱衣・浴室は共用のため、誰かが入浴中でも気兼ねなく使えるよう洗面台を廊下に配置。 また、子世帯の玄関からも近く、帰宅後の「ただいま手洗い」としても活躍します。
受け継がれる家 〜 4代にわたる住まいのリノベーション 〜 今回、4代にわたり受け継がれてきたお家をリノベーションさせていただきました。 これまでの暮らしの動線や既存の建具・素材を活かしながら、二世帯住宅としてのプライバシーにも配慮した間取りを設計。 過去の職人の技と現在の職人の技が融合し、これから先の世代にも受け継がれる価値ある住まいが完成しました。