静かな町並みに溶け込む格子と塗り壁の和風邸宅

築110年の旅館のような住まい

静かな町並みにしっくりと溶け込む格子と塗り壁の和風邸宅。築110年という風格はそのままに、近づいて見ると建具も瓦も新しいこの継承の技は見事。 地元の名士が建て、お祖父様が買い受けた住まいのリノベーションをKさんが検討し始めたのは、ご両親の家事負担や健康を考えてのことでした。「築100年以上ならではの趣を残したかったので、3年かけて高山や岩村にある古民家を見学しイメージを膨らませました」とKさん。お父様は「今後は息子の代になるので、改築は息子に任せることに決めました。『弘栄さんの家は収納内まで無垢を張るなど、細部まで行き届いている』と息子が熱心に勧めてくれた上、担当の方の誠実な人柄も決め手になりました」と振り返ります。K邸はいったん構造のみにして耐震・断熱を施し、動線のいい間取りをゼロからつくり上げました。お母様は「玄関からパントリー・キッチン・洗面室が一直線に繋がり、家事が本当にラクです。冬の底冷えもないんですよ」とにっこり。「父が庭を眺めながら『毎日、高級旅館に泊まっているみたいだな』と喜んでいるのが何よりうれしいですね」。

リノベーションスタジオ

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